「使わなくなったデジカメ、どうやって捨てればいい?」——カメラの処分方法は、売る・譲る・自治体の回収に出すなど、いくつかあります。まず、捨てる前に売れるかを確かめ、電池とデータの扱いを押さえておけば、損も事故も防げます。
そこでこの記事では、カメラの処分方法と、捨てる前に確認したいこと、電池とデータの注意点を、中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- 捨てる前に、まず買い取ってもらえるかを確かめましょう。
- 充電式の電池は外して、端子を絶縁してから回収箱へ出します。
- メモリーカードを抜き、本体のデータや設定も消しておきます。
1. カメラの処分方法は主に4つ
まず、カメラの処分方法を比べてみましょう。
| 方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 売る(買取・下取り) | 動く・人気の機種・レンズがある | 店によって評価が違う |
| 譲る | 家族や知人に使う人がいる | データを消してから渡す |
| 自治体のルールで出す | 値段がつかなかった | 出し方は市区町村で違う |
| 小型家電の回収に出す | 回収ボックスなどを使える | 対象品目や場所を確認 |
このように、どの方法でも、データを消すことは共通です。さらに、捨てる場合は、電池を外すことも欠かせません。そのうえで、まずは売れるかを確かめ、値段がつかなければ回収に出す、という順番がおすすめです。
2. 捨てる前に売れるか確かめる
次に、捨てる前に、売れるかどうかを確かめましょう。というのは、古い機種や動かないものでも、値段がつくことがあるためです。たとえば、壊れていても、部品や付属品に価値があるものは買い取る店もあります。
また、フィルムの機種は、デジタルと違って、古くても評価されることがあります。フィルムの機種はフィルムカメラの買取、壊れたものは故障したカメラの買取、デジカメはデジカメの買取で解説しています。
なお、値段がつかなかったものを、少量なら無料で引き取る店もあります。ただし、処分だけの依頼は断られることもあるため、事前に確かめましょう。
3. 自治体の回収と小型家電リサイクル
そして、値段がつかなかった場合は、お住まいの市区町村のルールに従って出します。CIPA(カメラ映像機器工業会)は、デジカメやフィルムの機種、交換レンズ・充電器・ケーブルなどの付属品の捨て方は、市区町村によって違うとしています(CIPA「カメラを捨てる際には」)。
さらに、2013年4月からは、小型家電リサイクル法にもとづいて、使い終わったデジカメなどを回収し、資源として再利用する制度が始まっています。環境省も、この法律はデジタルカメラやゲーム機などの再資源化を進めるためのものだと説明しています(環境省「小型家電リサイクル法」)。
具体的には、自治体が置く回収ボックスや、国の認定を受けた事業者による回収などがあります。どの方法が使えるかは、お住まいの自治体のホームページで確かめましょう。
4. 電池は外して別に出す
一方で、いちばん注意したいのが電池です。CIPAは、フィルムの機種も含めて、捨てる際は本体から駆動用の電池を取り外すよう呼びかけています。
| 電池の種類 | 出し方 |
|---|---|
| 充電式(リチウムイオン電池など) | 端子をビニールテープなどで絶縁し、「リサイクルBOX缶」のある電器店やホームセンターなどの協力店へ |
| 使い切り(アルカリ電池・リチウム一次電池など) | 市区町村の出し方に従う |
なぜなら、充電式の電池を家庭ごみとして誤った区分で出すと、ごみ収集車やごみ処理施設などの火災につながるおそれがあるためです。回収してくれる協力店・協力自治体は、JBRC(小型充電式電池のリサイクル)のホームページで検索できます。ただし、JBRCが回収するのは会員企業の電池で、破損や膨張などの異常がないものに限られます。
5. 写真や個人情報を消しておく
また、データの消去も忘れずに行いましょう。CIPAは、捨てる前にメモリーカードを必ず抜き取り、本体に残る画像や顔の登録データ、名前、誕生日、無線LANの設定なども消すよう案内しています。
さらに、画像データは、本体の初期化や削除だけでは完全に消えない場合があります。そのため、CIPAは、メモリーカードを抜いた状態で初期化し、個人に関係のない画像を記録領域がいっぱいになるまで撮影してから、もう一度初期化する方法を紹介しています。設定のリセットの手順はカメラを売る前にやることにまとめています。
6. カメラの処分方法に関するよくある質問
「無料回収」の業者に出しても大丈夫ですか。
利用する場合は、本当に料金がかからないか、どのような条件で回収するのかを事前に確かめましょう。心配なときは、お住まいの自治体の窓口に相談すると安心です。悪質な業者の見分け方は買取トラブルを避けるにはで解説しています。
フィルムの機種も小型家電として出せますか。
CIPAは、フィルムの機種とその付属品も、小型家電リサイクルの制度の対象としています。ただし、出し方は市区町村によって違います。
レンズだけでも処分できますか。
交換レンズも付属品として、市区町村の方法に従って出せます。ただし、捨てる前に、売れるかどうかを確かめるのがおすすめです。
まとめ:捨てる前に「売れるか」を確認する
まず、カメラの処分方法は、売る・譲る・自治体のルールで出す・小型家電の回収に出す、の4つが中心です。そして、捨てる前に売れるかを確かめると、思わぬ値段がつくこともあります。最後に、捨てるときは電池を外して絶縁し、データを消してから手放しましょう。
最高値ナビなら、複数の買取店の価格をまとめて比較できます。各カテゴリの買取価格一覧はこちら
関連記事:カメラ買取のトラブルと避け方 / カメラを高く売るコツ完全ガイド / 買取とフリマはどっちが得?
公開日 2026.10.06 / 更新日 2026.10.06
※本記事は買取や処分に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。処分の方法や回収の対象は市区町村により異なります。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)を利用する場合、カメラ・レンズは特定商取引法に基づくクーリング・オフ(8日間)の対象です(自動車・大型家電・家具・書籍・CD/DVD等の適用除外物品には含まれません)。

