服を売るならどこがいいかは、服の種類によって異なります。ブランド品は専門店、ノンブランドは総合買取業者がおすすめです。おすすめ10社の特徴や選び方のポイント、高価買取を実現するコツまで詳しく解説します。
着なくなった服が溜まっていませんか?お気に入りだった服でも、年齢や体型の変化で着られなくなることはよくあります。その一方で「捨てるのはもったいない」と感じる方も多いでしょう。
不要になった服を賢く売却することで新しい服を購入する資金にできますが、服を売る際は業者選びが重要です。この記事では、服を売るのにおすすめの買取業者と、少しでも高く売るためのポイントを詳しく解説します。
服を売るならどこがいい?買取業者10選
数ある買取業者の中から、どこに売るのが一番よいのか迷う方も多いでしょう。業者ごとに得意とするブランドやサービス内容が異なるため、自分に合った業者を選ぶことが大切です。
ここでは、信頼性と実績を兼ね備えたおすすめの買取業者10社を紹介します。
1.RAGTAG
RAGTAGは東京や大阪をはじめ全国の主要都市に店舗を展開している中古セレクトショップです。店頭買取に加えて、宅配や出張による買取サービスも提供しています。
ミドルブランドからハイブランドまで対応しています。取扱いブランドは20,000以上にのぼります。オフシーズンのアイテムや、汚れ・キズがあるものでも買取が可能です。一方で、ファストファッションや109系ブランドは対象外となるため、利用前に確認しておく必要があります。
宅配買取では送料や手数料がかからず、査定後のキャンセルも可能です。出張買取も費用負担なしで利用でき、キャンセル料も発生しないため、安心して依頼できます。
2.ブランディア
ブランディアは、ブランド品専門の宅配買取サービスです。CHANEL(シャネル)、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)、GUCCI(グッチ)などの高級ブランドを中心に取り扱っています。
宅配買取は利便性の高さが評価されており、発送に必要なダンボールも無料で用意してくれます。送料や査定料、振込手数料、キャンセル料などはすべて無料で、返送が必要な場合の送料も負担不要です。
日本全国どこからでも利用でき、お申し込みは24時間いつでも可能です。ただし、出張買取のサービスは行っていません。査定期間は1〜3日ほど、入金は最短で翌日対応が可能です。
3.古着買取王国
古着買取王国は、洋服やバッグ、靴などを買い取ってくれる買取業者です。宅配買取では5,000以上のブランドを取り扱っており、売りたい洋服やバッグなどを専用の宅配キットに詰めて着払いで送るだけなので、店舗まで重い荷物を運ぶ必要がありません。処分を迷っている方や、まとめて大量の服を売りたい方に適しています。
各ジャンルごとに熟練の査定スタッフが在籍しており、1点ずつ丁寧に査定を行います。結果はメールで通知され、内容を確認した後は最短で翌日に振込が可能なため、早さを重視する方にも便利です。
梱包用キットや往復送料、キャンセル料、振込手数料はすべて無料で利用できます。
4.エコリング
エコリングは全国314店舗を展開する総合買取業者です。豊富な実績を持ち、DOLCE&GABBANA(ドルチェアンドガッバーナ)、Dior(ディオール)、GUCCI(グッチ)などのブランド服も安心して売ることができます。
ノンブランドの服については、店舗に持ち込めば制限なく査定してもらえます。さらに、古着だけでなくバッグや雑貨、化粧品や香水なども幅広く買取対象です。壊れているものや破れているものでも査定してもらえるため、処分に迷うアイテムがある方にも便利です。
5.ティファナ
ティファナは、出張買取を希望する方に適した買取業者です。出張費や査定費用などの手数料はかからず、査定結果に納得できなければキャンセルも可能なため、使い勝手のよさが魅力です。
売りたい服の点数が多く、店舗や宅配での手続きが面倒に感じる場合に利用を検討するとよいでしょう。なお、出張買取に対応しているのは東京都・神奈川県・埼玉県のエリアに限られているため、事前に確認が必要です。
6.コメ兵
コメ兵は、店舗での買取に加えて、宅配買取や一部エリア限定の出張買取にも対応しています。出張サービスは東京・関西の一部地域と東海エリアのみで利用可能です。
ビデオ査定にも対応しており、自宅にいながら専門スタッフと相談できる便利なサービスも提供しています。
7.トレファクスタイル
トレファクスタイルは、UNIQLO(ユニクロ)やGU(ジーユー)といったリーズナブルなブランドの洋服を売りたい方に適した買取業者です。低価格帯の洋服をまとめて処分したい場合にとくに便利です。
宅配買取を利用すれば、発送や振込の手数料が無料で、査定結果に納得できなければキャンセルも可能です。
一方で、ミドルブランドのアイテムは査定額が低めになる場合がある点に注意が必要です。また、出張買取サービスは行っていないため、発送作業が負担に感じる場合は出張買取に対応した別のサービスを利用するのも選択肢のひとつです。
8.古着COM
古着COMは、古着専門の出張・宅配買取業者です。出張買取は東北エリアと関東の一部地域に限られますが、無料でスタッフが訪問して査定を行ってくれます。
古着を中心としたサービスではありますが、ブランドバッグや腕時計なども買取対象です。
9.キングファミリー
キングファミリーは店舗での買取に特化した古着専門店です。衣類の買取は重量で価格が決まるため、ノンブランドの服をまとめて手放したい方に向いています。
さらに、会員になると査定額がアップするキャンペーンに参加できたり、店舗での買い物に使えるポイントを買取時に付与してもらえるなど、さまざまな特典があります。
洋服以外にも帽子や靴、マフラーやヘアアクセサリーなども買い取ってもらえます。
10.カインドオル
カインドオルは、ブランド古着の買取に特化した専門店です。補修技術を持った専門スタッフが在籍しているため、ヴィンテージ品も状態問わず買取対応可能です。
ブランド服だけでなく、シューズ、バッグ、アクセサリー、時計、ジュエリーなど幅広い商品の買取査定を行っています。
店頭や宅配で買い取った古着は、国内だけでなく海外の相場や販売ルートも考慮して価値を見極めるため、場合によっては市場価格より高く買取してもらえることもあります。
買取業者の選び方
服を売る際には、どの業者に依頼するかによって査定額や満足度が大きく変わります。業者ごとに得意とするジャンルやサービス内容が異なるため、自分の服の種類や目的に合った業者を選ぶことが大切です。
ここでは、失敗しないために確認しておきたい選び方のポイントを解説します。
ブランドの服は専門店がおすすめ
ブランド品の服を売る際には、ブランド品専門の買取業者を選ぶことが大切です。専門知識を持った査定士が在籍しているため、限定品や廃盤品を含めて適正な価値を見極めてもらえます。
総合買取業者よりもブランド市場を熟知している専門店の方が、高い査定額を提示してくれる可能性が高く、納得のいく取引につながります。
ノンブランドはまとめて売れるお店を選ぶ
ノンブランドの服は、一般的に買取価格が低くなりがちです。しかし、適切な業者を選ぶことで、少しでもよい条件で売却できます。
重要なのは、ノンブランドの服をまとめて買取してくれる業者を探すことです。重量買取では、商品の状態に左右されず重さで価格が決まります。そのため、個別査定よりも重量買取の方が、ノンブランドの古着を買い取ってもらいやすいです。
ノンブランドのアイテムが対象であっても、一度に売れる点数や重量に制限がある場合があります。ノンブランド品をまとめて売りたい場合は、対応状況や制限の有無を事前に確認し、まとめ売りがしやすい店舗を選ぶことが大切です。
手数料やキャンセル料がかからない業者にする
買取業者を選ぶ際には、必ず手数料の有無を確認することが大切です。高い査定額を提示されても、各種手数料で差し引かれてしまっては意味がありません。
注意が必要な手数料には、査定料・送料(宅配買取の場合)・梱包資材費・出張料・キャンセル料・振込手数料などがあります。これらが無料の業者を選べば、提示された買取価格をそのまま受け取れます。
とくに宅配買取では、キャンセル時の返送料が有料の業者も多いため、事前の確認が欠かせません。
洋服以外も買取できるか調べる
服と一緒にバッグや靴、アクセサリーなどを売りたい場合は、幅広い商品を取り扱う業者を選ぶと便利です。総合買取業者であれば、服飾品だけでなく家電や本なども同時に査定してもらえるため、引っ越しや断捨離の際にまとめて処分できます。
さらに、複数点をまとめて売却することで、買取価格がアップするキャンペーンを実施している業者もあるので確認しておきましょう。
数が多い場合は宅配や出張できる業者を選ぶ
売りたい服が多いときは、宅配買取や出張買取に対応している業者を選ぶと便利です。宅配買取なら重い荷物を店舗まで運ぶ必要がなく、無料の梱包キットを提供してくれる業者も多いため、自宅で手続きを完結できます。
出張買取は査定士が自宅に来てくれるため、大量の洋服がある場合や、高額商品を配送するのが不安な場合に適しています。ただし、出張買取は対応エリアが限られていることが多いため、利用前に確認しておきましょう。
利用者の口コミを調べる
買取業者を選ぶときは、実際に利用した人の口コミを確認することが重要です。公式サイトに掲載されている体験談は参考になる一方で、よい意見に偏っている場合もあるため、第三者が運営する口コミサイトやSNSでの評価も合わせてチェックすると安心です。
とくに注目すべき点は、査定の丁寧さ、スタッフの対応、買取価格の妥当性、入金までのスピードなどです。複数のレビューを見比べ、総合的に評価することが大切です。可能であれば、友人や知人が実際に利用した体験談を聞くのも有効な方法です。
服を高く売るためのコツ
せっかく服を売るなら、できるだけ高い価格で買い取ってもらいたいものです。ちょっとした工夫を取り入れるだけで、査定額が大きく変わることがあります。ここでは、服を高く売るための実践的なコツを紹介します。
汚れや毛玉を落とす
査定に出す前には、できる範囲で服の状態を整えておくことが大切です。第一印象が査定額に大きく影響するためです。
毛玉取り器やブラシを使って目立つ毛玉を取り除き、襟や袖口の汚れは中性洗剤で軽く手洗いすると改善できる場合があります。ただし、無理に落とそうとして生地を傷めてしまうと逆効果になるため注意しましょう。
消臭をする
服に残った臭いは査定額に大きく影響します。とくにタバコ・香水・ペットの臭いは、査定額を大幅に下げる原因になるため注意が必要です。
対策としては、まず風通しのよい場所で陰干しをして自然に臭いを飛ばしましょう。数日間干すだけで軽い臭いなら改善されることがあります。消臭スプレーを使う場合は、素材に適したタイプを選び、必ず目立たない部分で試してから使用してください。
また、クリーニングに出す方法もありますが、買取価格とクリーニング代を比較して判断することが大切です。
季節ものはシーズン前に売る
季節性のある服は、売るタイミングによって査定額が大きく変わります。需要が高まる前の時期に売ることで、より高い価格で買い取ってもらいやすくなります。
夏物は春先から初夏、冬物は秋口から初冬にかけてが売り時です。買取業者も次のシーズンに向けて在庫を確保するため、この時期は買取価格が上がる傾向にあります。反対に、シーズン終了直後は価格が下がりやすく、業者も買い取りを控える場合があります。
付属品やタグもまとめて出す
ブランド服を売るときは、購入時についていた付属品も一緒に査定に出すことが大切です。付属品の有無によって査定額が大きく変わる場合があります。
とくに重要なのはブランドタグや品質表示タグ、ケアラベルで、正規品であることを証明する役割を果たします。さらに、ハンガーや保存袋、説明書といった付属品が揃っていれば、査定額が上がる可能性があります。
購入時のレシートも正規店での購入を裏付ける証拠となり、評価が高まります。普段から付属品を大切に保管する習慣を持っておくと安心です。
まとめ
服を売るときは、種類や状態に合った買取業者を選ぶことが重要です。ブランド品は専門業者に、ノンブランド品は総合買取業者に依頼することで、よりよい条件で売却できます。
また、ちょっとした手入れや売るタイミングの工夫によって、査定額を高めることも可能です。ただし、一社だけに査定を依頼するのではなく、複数業者を比較することが欠かせません。
そこで役立つのが「最高値ナビ」です。複数の優良業者に一括査定を依頼できるだけでなく、独自の価格比較機能を備えているため、交渉をしなくても高額査定を提示している店舗を簡単に見つけられます。
さらに、自社に買取機能を持たない小規模業者にも「最高値ナビ」内で査定機能を提供し、価格を掲載できる仕組みがある点も強みです。
効率よく、そして納得のいく売却を実現するために、ぜひ最高値ナビをご利用ください。

