「海外で買ったiPhoneは、日本で売れる?」——海外版iPhoneの買取を受け付けている店もあります。ただし、日本向けのモデルと仕様が違う場合があり、店によっては減額や買取の対象外になることがあります。
そこでこの記事では、総務省やAppleの情報をもとに、海外版のiPhoneを売るときに確かめたい点を中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- 海外で販売されたモデルかどうかは、モデル番号で確かめられます。
- 技適マークが付いていない海外向けのスマートフォンを日本で使うと、電波法違反になります。
- Appleの保証サービスは、最初に販売された国に限られることがあります。
1. 海外版iPhoneの買取の扱い
まず、扱いは店によって違います。日本向けのモデルと同じように買い取る店もあれば、減額したり、対象外にしたりする店もあります。そのため、申し込む前に、海外のモデルの扱いを確かめましょう。
2. 海外で販売されたモデルの見分け方
次に、見分け方です。Appleは、モデル番号ごとに、どの国や地域で販売されたモデルかを案内しています(Apple「iPhoneのモデルを識別する」)。たとえば、同じ機種でも、日本向け、米国向け、中国本土向けなどで、モデル番号が分かれています。
つまり、モデル番号を確かめれば、販売された地域の目安が分かります。売るときは、モデル番号を伝えるとスムーズです。
3. 技適マークと電波法
さらに、総務省の技適マークのQ&Aでは、海外向けのスマートフォンに技適マークが付いていない場合、日本で使うと電波法違反になるとしています(総務省「技適マークのQ&A」)。ただし、訪日観光客などが短期間持ち込む場合の特例もあります。
そのため、海外のモデルは、日本で使う人に売れるかどうかで扱いが変わることがあります。売る前に、技適マークの有無を確かめておくと安心です。
4. SIMの仕様の違い
また、SIMの仕様も、モデルによって違います。Appleによると、たとえばiPhone 16 Proの米国のモデルには、SIMトレイがありません。一方、日本向けでも、iPhone 18 ProやiPhone Airのように、SIMトレイのないモデルがあります。
したがって、SIMトレイがあるかどうかだけでは、海外のモデルかどうかは分かりません。モデル番号で確かめると安心です。
5. 保証とサポート
そして、保証の扱いにも注意します。Appleの製品保証では、iPhoneの保証サービスを、Appleまたは正規代理店が最初にデバイスを販売した国に限ることがあるとしています(Apple「Apple製品1年限定保証」)。
そのため、海外で買ったiPhoneは、日本で保証の修理を受けられない場合があります。売るときも、購入した国を伝えましょう。
6. 海外版iPhoneの買取に関するよくある質問
香港や中国本土で買ったiPhoneも売れますか。
店によって扱いが違います。モデル番号を伝えて、事前に確かめましょう。
ネットワーク利用制限は、どう判定されますか。
海外のモデルは、日本の通信事業者の判定の対象外(「−」)になることがあります。判定の見方はiPhoneの残債で解説しています。
海外版を売る前の準備は?
日本向けのモデルと同じく、バックアップのあと、初期化してアクティベーションロックを外します。手順はiPhoneを売る前の初期化で解説しています。
まとめ:海外版iPhoneの買取は「モデル番号」と「店の扱い」を確かめる
まず、モデル番号で、販売された地域を確かめましょう。次に、技適や保証の扱いを知り、店の条件を確かめてから申し込みます。このように、海外版iPhoneの買取は、事前の確認で減額や断られるリスクを減らせます。
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公開日 2026.10.22 / 更新日 2026.10.22
※本記事は買取に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。技適や保証の扱いは2026年10月時点の総務省とAppleの案内にもとづきます。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)では、iPhoneなど持ち運びが容易な機器は特定商取引法の訪問購入の規定の対象で、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます(消費者庁「訪問購入」)。一方、店頭買取と宅配買取は、この規定の対象外です。

