ブランドバッグや高級腕時計、ジュエリーなどをリセールに出した際に「想像していたよりも安い査定額だった」と感じた経験がある方は少なくないでしょう。
実際に、不満を抱えたまま納得しきれずに売却してしまうケースも多く見られます。
では、なぜ満足できない価格にもかかわらず、ブランド品を手放してしまう人が多いのでしょうか?
そこで今回は、NEXERと共同で、事前調査で「ブランド品の買取を依頼したことがある」と回答した全国の男女140名を対象に「ブランド品の買取価格」に関するアンケートを実施しました!
| 「ブランド品の買取価格に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2025年10月8日 ~ 10月17日 調査対象者:事前調査で「ブランド品の買取を依頼したことがある」と回答した全国の男女 有効回答:140サンプル 質問内容: 質問1:買取価格に満足できなかった経験はありますか? 質問2:満足できない価格で実際に買い取ってもらいましたか? 質問3:その理由を教えてください。 質問4:満足できない価格になってしまった理由はどのようなことだと思いますか? 質問5:次回ブランド品を手放す際、また買取サービスを利用したいと思いますか? 質問6:その理由を教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
質問1:買取価格に満足できなかった経験はありますか?
まずは、ブランド品の買取価格に対して「満足できなかった経験」があるかどうかを尋ねました。

その結果、59.3%の方が「満足できなかった経験がある」と回答しました。
思い入れのあるブランド品だからこそ「こんなに安いの?」と感じるショックは大きく、査定額への期待とのギャップが強く印象に残るのかもしれません。
質問2:満足できない価格で実際に買い取ってもらいましたか?
次に、ブランド品の買取価格に「満足できなかった」と回答した方を対象に、そのままの価格で売却したかどうかを伺いました。

調査の結果、価格に納得できないまま売却した方は62.7%にのぼりました。
一方で「買い取ってもらわなかった」と回答した方は37.3%という結果となっています。
次の質問3では、それぞれの理由についてさらに詳しく見ていきます。
「買い取ってもらった」回答理由
- ほかも同じ価格だろうなと思ってしまったから。(20代・女性)
- ほかに持っていくのが面倒だった。(40代・女性)
- どこがいちばん高いのかわからないから。(50代・女性)
- 不満ではあるが、持っていても使わないから。(50代・女性)
- 何件か査定してもらったが似たり寄ったりでもう疲れたので見切りをつけた。(50代・女性)
- やはり背に腹は代えられなかったので。(60代・男性)
「ほかも似たような価格だろうと思った」「比較するのが面倒だった」「使わないから仕方なく売った」など、やむを得ない事情や手間を省きたいという心理が見えてきます。
複数の業者へ見積もりを依頼するのは、時間も労力もかかるため負担に感じる人が多く、結果として納得できない価格でも手放してしまうケースが多いようです。
「買い取ってもらわなかった」回答理由
- 納得できないので。(50代・女性)
- だったら自分で使おうと思ったから。(30代・女性)
- 手元に残しておいたほうがいいと思う額だったので。(30代・女性)
- 損するため。(40代・女性)
- ぼったくられたくはない。(30代・女性)
- ほかの店で査定してもらおうと考えたから。(50代・男性)
「金額に納得できなかった」「損をしたくなかった」「自分で使った方がよいと思った」など、価格に対する不満や心理的な抵抗感がうかがえます。
さらに「ほかの店舗でも査定してみたい」といった声も多く寄せられ、買取価格について慎重に比較・検討したいという意識が強いことが分かります。
質問4:満足できない価格になってしまった理由はどのようなことだと思いますか?
続いて、ブランド品の買取価格が「満足できない結果になった理由」について尋ねました。

その結果「想定よりも相場が低かった」と回答した方が57.8%と最も多く、半数を超える結果となりました。
そのほかにも「購入時の価格との差が大きかった」「状態の悪さを理由に大幅に減額された」など、査定結果が期待と大きく異なったことや、コンディション評価への不満を挙げる声が目立ちました。
このことからも、事前におおよその相場を把握していないと、査定額にショックを受けやすい傾向があるといえます。
質問5:次回ブランド品を手放す際、また買取サービスを利用したいと思いますか?
最後に、今後ブランド品を手放す際、再び買取サービスを利用したいかどうかを尋ねました。

その結果、77.1%の方が「また買取サービスを利用したい」と回答し、多くの人が前向きな姿勢を示しています。
内訳を見てみると「やや利用したい」が50.7%、「とても利用したい」が26.4%で、リセールを現実的かつ有効な選択肢として考える人が多いことが分かりました。
一方で、「まったく利用したいと思わない」が7.9%、「あまり思わない」が15.0%と、慎重な姿勢を示す回答も一定数見られました。
次の質問6では、買取サービスを「利用したい」と回答した人、そして「利用したいと思わない」と回答した人、それぞれの理由について詳しく紹介します。
「利用したい」回答理由
- 捨てるよりもいいから。(60代・女性)
- 少しでもお金になるなら。(40代・女性)
- 買い取ってもらえるなら小遣い稼ぎになるので利用したい。(40代・女性)
- エコだからです。(50代・男性)
- 一番手っ取り早いからです。(50代・女性)
- 捨てる手間がいらない。(60代・男性)
再び買取サービスを利用したいと考える人が多い背景には「捨てるよりはマシ」「少しでもお金になるなら嬉しい」といった実用的な理由が多く見られました。
また「環境にやさしい」「処分の手間が省ける」といったサステナブルな視点や利便性を重視して利用する人も少なくありません。
「利用したいと思わない」回答理由
- 安いから。(30代・女性)
- もう手放したいものはない。(60代・女性)
- 手間がかかる。(40代・男性)
- ほかに選択肢が見つかったから。(60代・男性)
- もったいない気分を味わった。(60代・女性)
- 希望の金額じゃないと思うから。(40代・男性)
「価格が安い」「手間がかかる」「希望額に届かない」といった金銭面や手間に対する不満に加え「もったいない気持ちになる」「そもそも手放したいものがない」といった感情的な理由も多く挙げられました。
このように、買取サービスに対する評価は人それぞれで、価格・手続きの煩雑さ・心理的な要因など、さまざまな側面を踏まえて「利用するかどうか」を判断していることが分かります。
まとめ
今回の調査では、59.3%の方が「買取価格に満足できなかった経験がある」と回答しながらも、そのうち62.7%が納得できないまま売却していたことが分かりました。
一方で、77.1%の方が「また買取サービスを利用したい」と回答しており、金額面だけでなく「手軽さ」や「利便性」といった要素が評価されていることがうかがえます。
納得のいく売却を実現するためには、複数の業者で見積もりを取ることや、事前に相場を確認しておくことが重要なポイントです。
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