「iPhoneを売りに行くとき、何を持っていけばいい?」——iPhone買取に必要なものは、本人確認書類とiPhone本体、そして箱などの付属品が基本です。さらに、Apple Accountのパスワードなど、手続きの途中で必要になる情報もあります。
そこでこの記事では、iPhone買取に必要なものを一覧にして、本人確認のルールと、宅配と店頭で違う手続き、売る前の準備を中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- 古物営業法により、店は買い取るときに売る人の本人確認をします。法律上は1万円未満なら原則免除ですが、規約で必須にしている店もあります。
- 宅配で売るときは、店が案内する決まった方法で本人確認をします。
- 18歳未満の人からの買い取りは、都道府県の条例や店の規約で制限されています。
1. iPhone買取に必要なもの一覧
まず、必要なものをまとめると、次のとおりです。
| 必要なもの | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 本人確認書類 | 運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど | 使える書類は店の規約で確かめる |
| iPhone本体 | 初期化とサインアウトを済ませたもの | アクティベーションロックが残ると売れない |
| 付属品 | 箱・ケーブルなど、購入時に入っていた物 | 扱いは店によって違う |
| 情報 | パスコード・Apple Accountのパスワード | 手続きで求められる場合がある |
| 口座 | 本人名義の口座(宅配など) | 名義が違うと受け取れない場合がある |
なお、iPhone 12以降は、電源アダプタとイヤホンが最初から箱に入っていません。そのため、付属品は「購入時に箱に入っていた物」がそろっていれば十分です。
2. 本人確認書類:法律と店の規約
次に、本人確認のルールです。古物営業法では、古物商は買い取るときに、相手の住所・氏名・職業・年齢を確かめるなどの措置をとることが決められています(e-Gov法令検索「古物営業法」第15条)。
ただし、対価の総額が1万円未満の取引は、原則として確認が免除されます。一方、バイクやゲームソフトなど一部の品物は、1万円未満でも確認が必要です(警視庁「古物営業法施行規則の一部改正について(令和7年10月1日施行)」)。なお、スマートフォンはこの一部の品物に入っていませんが、盗品を防ぐために、金額にかかわらず本人確認書類を求める店もあります。
また、18歳未満の人からの買い取りは、都道府県の条例や店の規約で制限されています。くわしくは未成年の買取ルールで解説しています。
3. 宅配で売るときの本人確認
さらに、宅配のように顔を合わせない取引では、本人確認の方法が決まっています。警視庁によると、免許証などのコピーを送ってもらうだけでは違反で、次のような方法がとられます(警視庁「非対面取引における確認の方法」)。
- 身分証のコピーを受け取り、その住所に転送しない扱いの簡易書留を送って届いたことを確かめ、本人名義の口座に代金を振り込む
- 専用のソフトで、顔の画像と写真付きの身分証の画像を送ってもらう
- 本人限定受取郵便などを使う
しかも、1万円未満の取引でも、18歳未満の人からの買い取りでないことを確かめる必要があります。したがって、宅配で売るときは、店が案内する方法どおりに書類を用意しましょう。
4. iPhone本体の準備
そして、iPhone本体の準備です。
- バックアップと初期化:データを残してから、「すべてのコンテンツと設定を消去」を行います。
- SIMカード:抜いて手元に残します。eSIMは、電話番号を新しい機種に移してから消去します。
- 利用制限の確認:ネットワーク利用制限の判定を確かめておきます。
手順はiPhoneを売る前の初期化、利用制限はiPhoneの残債で解説しています。
5. iPhone買取に必要なものに関するよくある質問
本人確認書類を忘れたら、売れませんか。
1万円以上の取引では、本人確認ができないと手続きできません。また、金額にかかわらず本人確認を必須にしている店もあります。出かける前に、店が認める書類を確かめておきましょう。
書類の住所が今の住所と違う場合は?
今の住所を確かめられる書類を、あわせて求める店があります。たとえば、公共料金の領収書などです。店の規約で確かめましょう。
家族が買ったiPhoneを売ってもいいですか。
売る人の本人確認が必要なため、持ち主が別の人の場合は、店に条件を確かめましょう。とくに未成年の家族のiPhoneは、条例や規約で制限があります。
まとめ:iPhone買取に必要なものは「本人確認書類・本体・付属品」
まず、店の規約で使える本人確認書類を確かめます。次に、初期化したiPhoneと付属品をそろえ、宅配なら決まった方法で本人確認をしましょう。このように、iPhone買取に必要なものは、事前にそろえておけば手続きがスムーズです。
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公開日 2026.10.03 / 更新日 2026.10.03
※本記事は買取に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。法令の内容は2026年9月時点のものです。使える本人確認書類は店によって異なります。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)では、iPhoneなど持ち運びが容易な機器は特定商取引法の訪問購入の規定の対象で、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます(消費者庁「訪問購入」)。一方、店頭買取と宅配買取は、この規定の対象外です。

