「初めてiPhoneを売るけれど、どんな手順で進むの?」——iPhone買取の流れは、店頭・宅配・出張のどれを選ぶかで少し変わります。たとえば、店頭なら当日中に終わる場合がある一方、宅配では発送してから入金まで数日かかることがあります。
そこでこの記事では、iPhone買取の流れを、売る前の準備、店頭、宅配、出張の順に、申し込みから入金まで中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- どの方法でも、売る前に「バックアップ→サインアウト→初期化」を済ませておくのが基本です。
- 宅配で売るときの本人確認は、法令で決まった方法で行われ、代金は口座に振り込まれます。
- 出張で売る場合は訪問購入にあたり、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。
1. iPhone買取の流れの全体像
まず、売り方ごとの流れを比べてみましょう。
| 売り方 | おおまかな流れ | お金を受け取るまで | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 店頭 | 持ち込み→査定→本人確認→受け取り | その場で受け取れる場合がある | すぐに現金にしたい人 |
| 宅配 | 申し込み→発送→査定→承認→入金 | 数日〜1週間ほど | 近くに店がない人 |
| 出張 | 申し込み→訪問・査定→契約→受け取り | その場か後日 | 外出しにくい人 |
※日数は目安です。査定の混み具合や、査定額を承認するタイミングによって変わります。
このように、早さを重視するなら店頭、近くに店がなければ宅配、外出しにくければ出張が向いています。なお、方法ごとの違いは買取方法の違いでも解説しています。
2. 売る前の準備(どの方法でも共通)
次に、どの方法で売る場合でも、先に済ませておきたい準備です。
- バックアップ:写真や連絡先などを、iCloudかパソコンに保存します。
- データの移行:新しいiPhoneがあれば、先にデータを移しておきます。
- ロックの解除:Apple Watchのペアリング解除と、「盗難デバイスの保護」のオフを済ませます。
- 初期化:最後に「すべてのコンテンツと設定を消去」を行います。
- 状態の確認:ネットワーク利用制限とSIMロックの状態を確かめます。
とくに「盗難デバイスの保護」は、Appleによると、売却・譲渡・下取りに出す前にオフにしておく必要があります。しかも、自宅などのよく知っている場所から離れていると、一部の操作に1時間の待機時間がかかることがあります(Apple「iPhoneの『盗難デバイスの保護』について」)。そのため、店に行く前に自宅で済ませておくと安心です。
くわしい手順はiPhoneを売る前の初期化とiPhoneのバックアップで解説しています。
3. 店頭で売る場合の流れ
それでは、店頭で売る場合は、たとえば次のような流れです。
- 店にiPhoneを持ち込む(予約が必要かどうかは店によって違う)
- 査定を受ける(外装・画面・動作・バッテリー・利用制限などを確認)
- 金額に納得したら、本人確認書類を見せて書類に記入する
- 代金を受け取る(現金か振込)
また、買い取る店は、古物営業法により、売る人の住所・氏名・職業・年齢を確かめることが決められています(e-Gov法令検索「古物営業法」第15条)。なお、法律上は1万円未満の取引では原則として免除されますが、金額にかかわらず、規約で本人確認を必須にしている店もあります。持ち物はiPhone買取に必要なものにまとめました。
4. 宅配で売る場合の流れ
さらに、宅配で売る場合は、次のように進みます。
- 申し込み:Webで申し込み、必要なら梱包キットを頼みます。
- 発送:画面が割れないよう緩衝材で包み、本人確認の手続きとあわせて送ります。
- 査定と承認:到着後に査定され、金額の連絡を受けて承認します。
- 入金:承認後、口座に振り込まれます。
ただし、宅配のように顔を合わせない取引では、本人確認の方法が法令で決まっています。警視庁によると、免許証などのコピーを送ってもらうだけでは足りず、転送しない扱いの簡易書留を使う方法や、専用のソフトで顔と身分証の画像を送る方法などがとられます(警視庁「非対面取引における確認の方法」)。そのため、店が案内する方法どおりに手続きしましょう。送り方はiPhoneの郵送・宅配買取も参考になります。
5. 出張で売る場合の流れ
そして、出張で売る場合は、自宅で査定と契約をします。これは特定商取引法の「訪問購入」にあたり、消費者庁によると、事業者は契約のときに書面を渡す必要があります。また、売った人は、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます(消費者庁「訪問購入」)。
なお、頼んでいない勧誘や、査定だけを頼んだのに査定を超えて勧誘することは禁止されています。くわしくは出張買取のクーリングオフで解説しています。
6. iPhone買取の流れに関するよくある質問
入金までどのくらいかかりますか。
店頭では、その場で受け取れる場合があります。一方、宅配では、到着後の査定と承認を経て、数日から1週間ほどかかることがあります。店の案内で目安を確かめましょう。
途中でやめることはできますか。
査定額に納得できなければ、契約の前なら断れます。ただし、宅配ではキャンセルしたときの返送料の扱いが店によって違います。くわしくはiPhoneの査定だけで解説しています。
箱がなくても売れますか。
売れる場合があります。ただし、付属品の扱いは店によって違うため、手元にあればそろえておきましょう。
まとめ:iPhone買取の流れは「準備→売り方→本人確認」で決まる
まず、バックアップと初期化などの準備を済ませましょう。次に、早さや手軽さで店頭・宅配・出張を選び、本人確認の方法を確かめます。このように、iPhone買取の流れは、準備を先に済ませておけば、どの方法でも迷わず進められます。
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公開日 2026.10.02 / 更新日 2026.10.02
※本記事は買取に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。手続きの内容は店によって異なります。法令の内容は2026年9月時点のものです。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)では、iPhoneなど持ち運びが容易な機器は特定商取引法の訪問購入の規定の対象で、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます(消費者庁「訪問購入」)。一方、店頭買取と宅配買取は、この規定の対象外です。

