「機種変更のとき、今のiPhoneは下取りに出すべき?それとも買取店?」——iPhoneの下取りと買取の大きな違いは、受け取り方です。下取りは、新しい機種の購入代金から差し引いたり、ポイントで受け取ったりする仕組みです。一方、買取は売るだけで、現金や振込で受け取れます。
そこでこの記事では、通信事業者やAppleの公式の案内をもとに、iPhoneの下取りと買取の違いと、どっちが得かを考えるときの比べ方を中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- 下取りの受け取りは、購入代金の割引やポイントなどで、現金ではありません。
- 買取は機種変更と関係なく売れて、現金で受け取れます。
- 比べるときは、金額だけでなく、ポイントの使い道や手間も考えましょう。
1. iPhoneの下取りと買取の違い
まず、下取りと買取の違いを表にまとめます。
| 下取り(キャリア・Apple) | 買取(店) | |
|---|---|---|
| 条件 | 各社の条件による(割引は機種の購入とセット) | 購入の予定がなくても売れる |
| 受け取り方 | 購入代金の割引・ポイント・ギフトカードなど | 現金・振込 |
| 手続き | 機種変更と同時にできる | 店頭・宅配・出張から選ぶ |
| 価格 | 各社の公式サイトに掲載(時期で変わる) | 店によって違う(比べられる) |
2. キャリアとAppleの下取りの受け取り方
次に、主な下取りの受け取り方です。公式の案内では、次のようになっています(2026年10月時点)。
- ドコモ:店頭で申し込むと、下取り価格が機種の購入代金から割引されます(NTTドコモ「下取りプログラム」)。
- au:機種変更の場合は、Pontaポイントで還元されます(au「下取りプログラム」)。
- ソフトバンク:PayPayポイントで受け取れます。ただし、出金や譲渡はできません(ソフトバンク「下取りプログラム」)。
- 楽天モバイル:楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)で受け取れます(楽天モバイル「スマホ下取りサービス」)。
- Apple:購入代金から下取り額分が割引されるか、Apple Gift Cardで受け取れます(Apple「Apple Trade In」)。
つまり、どの下取りも、現金で受け取る形ではありません。
3. 下取りに出す前の注意
さらに、下取りには、次のような条件や注意があります。
- 購入が前提:ソフトバンクでは、新しい指定機種の購入と、下取りする機種の回収・査定の完了が必要です。
- キャンセル:ソフトバンクでは、良品でないと査定された場合も、下取りのキャンセルや返却はできないとしています。
- プログラムの特典:auでは、スマホトクするプログラムで買った機種を下取りに出すと、プログラムの特典は受けられなくなります。分割の残りは、引き続き支払います。
- 期限と状態:Appleでは、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に、下取りのデバイスが届く必要があります。状態が申告と違うと、差額が請求されます。
また、ドコモでは、下取りする機種で補償サービスを契約している場合は、解約するよう案内しています。残債の扱いはiPhoneの残債で解説しています。
4. どっちが得かの考え方
そして、どっちが得かは、次の順に考えると決めやすくなります。
- 下取り額を公式サイトで確かめる(機種と状態で変わる)
- 同じiPhoneの買取価格を、複数の店で比べる
- ポイントや割引を、確実に使い切れるか考える
- 手間(機種変更と同時に済むか、別に申し込むか)を比べる
たとえば、ポイントの使い道が限られる場合は、同じ金額でも現金のほうが使いやすいことがあります。一方、手続きを一度で済ませたいなら、下取りが便利です。フリマも含めた比べ方はメルカリとiPhone買取で解説しています。
5. 売る前の準備はどちらも同じ
なお、下取りでも買取でも、売る前の準備は変わりません。新しい機種へのデータの移行を済ませてから、初期化してアクティベーションロックを外します。手順はiPhoneのバックアップとiPhoneを売る前の初期化で解説しています。
6. iPhoneの下取りと買取に関するよくある質問
下取りと買取は、どちらの価格が高いですか。
時期や機種、状態によって変わるため、一概には言えません。下取り額は公式サイトで、買取価格は複数の店で確かめて比べましょう。
他社に乗り換えるときも、下取りに出せますか。
乗り換えのときも、下取りの対象になる場合があります。ただし、対象や条件は各社で違うため、公式サイトで確かめましょう。
壊れたiPhoneは、下取りに出せますか。
各社で条件が違います。たとえば、auは故障や水濡れがなく正常に動作することを条件の1つにしています。一方、楽天モバイルは、外装の損傷や機能の不具合がある製品も査定の対象にしています。故障したiPhoneの売り方はジャンクiPhoneの売り方で解説しています。
まとめ:iPhoneの下取りと買取は「受け取り方」で選ぶ
まず、下取りは割引やポイント、買取は現金という違いを押さえましょう。次に、下取り額と買取価格を同じ条件で比べ、ポイントを使い切れるかも考えます。このように、iPhoneの下取りと買取は、金額と使いやすさの両方で比べるのが大切です。
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公開日 2026.10.10 / 更新日 2026.10.10
※本記事は買取に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。下取りの内容は2026年10月時点の各社の案内にもとづきます。条件や金額は時期によって変わります。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)では、iPhoneなど持ち運びが容易な機器は特定商取引法の訪問購入の規定の対象で、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます(消費者庁「訪問購入」)。一方、店頭買取と宅配買取は、この規定の対象外です。

