「使わなくなったSteam Deck、いくらで売れる?」——携帯ゲーミングPCの買取は、Steam DeckやROG Xbox Allyなどの機種なら、新品に近い状態ほど高い値段がつく場合があるジャンルです。とくに2026年6月に国内の定価が上がり、未開封のSteam Deckは定価に近い額で買い取られています(10月22日時点)。
そこでこの記事では、最高値ナビに掲載の各店の買取価格(2026年10月22日時点)をもとに、機種ごとの実額と定価との比べ方、高く売るコツ、売る前の準備を中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- 未開封のSteam Deck OLEDは、最高買取額が定価の9割台後半でした(10月22日時点)。
- 一方、ROG Xbox Allyは、上位モデルのAlly Xのほうが定価に近い額です。
- なお、価格は毎日のように変わるため、売る直前に最新の価格を確かめましょう。
1. 携帯ゲーミングPCの買取価格(2026年10月22日時点)
まず、最高値ナビに掲載している各店の買取価格です。なお、いずれも新品(未開封)の価格で、2026年10月22日20時44分の時点の値です。
| 機種 | 最高買取額 | 掲載店の最安 | 掲載店舗数 | 国内の定価(税込) |
|---|---|---|---|---|
| Steam Deck OLED 1TB | 163,520円 | 162,800円 | 10店舗 | 167,980円 |
| Steam Deck OLED 512GB | 136,220円 | 135,200円 | 10店舗 | 137,980円 |
| Steam Deck OLED 1TB ホワイト(限定版) | 168,500円 | 160,000円 | 7店舗 | ― |
| ROG Xbox Ally X(1TB) | 155,220円 | 149,500円 | 10店舗 | 169,800円 |
| ROG Xbox Ally(512GB) | 87,520円 | 78,500円 | 10店舗 | 129,800円 |
※定価は、Steam DeckがKOMODO(2026年6月1日の改定後)、ROG Xbox AllyシリーズがASUS Storeの価格です(10月22日に確認)。限定版は比べる定価がないため「―」としました。
表のとおり、ROG Xbox Ally(512GB)は、同じ日でも店によって最大9,020円の差がありました。したがって、1つの店だけで決めず、複数の店の価格を比べましょう。また、最新の価格は、最高値ナビの携帯ゲーミングPCの買取価格一覧で確かめられます。
2. 定価との比べ方と、値上げの影響
次に、定価と比べてみましょう。KOMODO(Steam Deckの国内の正規販売)は、2026年6月1日にSteam Deck OLEDの国内価格を改定し、512GBを137,980円、1TBを167,980円としました(KOMODO STATION「日本、韓国、台湾、香港における『Steam Deck OLED』の価格改定に関するお知らせ」)。
また、ASUS Storeの価格は、ROG Xbox Ally Xが169,800円、ROG Xbox Allyが129,800円です(ASUS「ROG Xbox Ally X (2025)」・ASUS「ROG Xbox Ally (2025)」)。
これらを比べると、未開封のSteam Deck OLEDは、最高買取額が定価の約97〜99%でした。一方で、ROG Xbox Ally Xは約91%、ROG Xbox Allyは約67%と、機種によって差があります。
なお、値上げの前に買った人は、買った値段より高く売れる場合もあります。ただし、これは定価が上がったことによるもので、この先も同じとは限りません。
3. 開封済み・中古の場合の見られ方
さらに、開封済みや中古の場合は、状態によって額が下がることがあります。とくに次のような点が見られます。
- 箱と付属品:箱のつぶれや破れ、ACアダプターなどの欠品
- 保証:メーカーの保証が始まっているか(買ってからの期間)
- 本体の状態:画面の傷、スティックやボタンの動き、バッテリーの持ち
- 海外版:国内版と査定が異なる店もある
なお、最高値ナビの表は新品(未開封)の価格です。そのため、開封済みの場合は、店の見積もりで確かめましょう。また、機種ごとの詳しい売り方はSteamDeckの買取とROGAllyの買取、状態の見られ方はパソコンの査定ポイントで解説しています。
機種ごとの確かめる点
また、機種によって、OSや初期化の方法、付属の電源が違います。
| 機種 | OS | 売る前の初期化 |
|---|---|---|
| Steam Deck | SteamOS | 「工場出荷時状態にリセット」 |
| ROG Xbox Ally・Ally X | Windows 11 Home | Microsoftアカウントのサインアウトと初期化 |
仕様では、電源はSteam Deck OLEDがPD 3.0のType-C電源(45W)、ROG Xbox AllyとAlly XがType-Cの65W ACアダプターです(Steam Deck「技術仕様」・ASUS「ROG Xbox Ally X (2025)」仕様・ASUS「ROG Xbox Ally (2025)」仕様)。そのため、電源アダプターは、本体に合う純正の物をそろえて出しましょう。なお、Steam Deck OLEDの画面は、7.4インチのHDR OLEDです。
4. 売る前の準備(データとアカウント)
そして、売る前にはデータを消して、初期の状態に戻します。
- Steam Deck:Steamの公式サポートによると、「Steam」ボタン→「設定」→「システム」の「工場出荷時状態にリセット」で、ゲームなどを含むすべてのローカルデータを消去できます(Steamサポート「SteamOSのリカバリーとトラブルシューティング」)。
- ROG Xbox Ally:Windows 11を搭載しているため、Microsoftアカウントからのサインアウトと、PCの初期化を行います(Microsoft「Xbox または Windows PC をリサイクル、売却、または譲渡する前に」)。手順はWindowsの初期化で解説しています。
- microSDカード:抜いて、手元に残します。
- 付属品:箱、ACアダプター、ケースなどをそろえます。
保証書や購入の記録
また、メーカーの保証が残っているかを見る店もあります。そのため、購入日がわかるレシートや保証書があれば、一緒に用意しておきましょう。なお、保証の内容や、次の持ち主に引き継げるかは、メーカーの条件によって違います。
5. 新しいモデルの発売と売り時
また、売り時も考えておきましょう。ASUSは、有機ELのディスプレイを搭載した「ROG XBOX Ally X20」を2026年10月16日に発売しました。ASUS Storeの価格は258,800円です(ASUS Store「ROG XBOX Ally X20」)。
なお、新しいモデルが出ると、前のモデルの買取額が動くことがあります。したがって、売るか迷っている場合は、最新の価格を確かめてから判断しましょう。売り時の考え方はパソコンの寿命と売り時で解説しています。
6. 携帯ゲーミングPCの売却に関するよくある質問
開封したSteam Deckでも売れますか。
売れる場合があります。ただし、未開封の価格よりは下がることがあります。箱や付属品をそろえ、画面の傷やスティックの状態を確かめてから見積もりを取りましょう。
Steam Deckの液晶モデルも売れますか。
液晶モデルを買い取る店もあります。ただし、最高値ナビの表にない機種は、各店の見積もりで確かめましょう。モデルごとの違いはSteamDeckの買取で解説しています。
据え置き型のゲーミングPCの売り方は?
構成で査定が決まります。くわしくはゲーミングPCの買取で解説しています。
ケースやドックも、一緒に売れますか。
店によって扱いが違います。購入したときに付いていた物は、付属品として一緒に出しましょう。一方、別に買ったドックなどは、別の品物として査定されることがあります。
海外版のSteam Deckも売れますか。
受け付ける店もありますが、国内版と査定が異なる店もあります。そのため、見積もりの前に、海外版であることを伝えましょう。
microSDカードも一緒に売れますか。
本体とは別に扱う店があります。なお、microSDカードは本体から抜いて、手元に残すのが基本です。売る場合は、データを消してから出しましょう。
画面に傷があっても売れますか。
受け付ける店もありますが、額が下がることがあります。そのため、傷の場所や大きさを、見積もりの前に伝えましょう。
まとめ:携帯ゲーミングPCの買取は「最新の価格」と「状態」で決まる
まず、最高値ナビで最新の買取価格と、店ごとの差を確かめましょう。次に、データを消して初期の状態に戻し、箱と付属品をそろえます。このように、携帯ゲーミングPCの買取額は、未開封かどうかと、売るタイミングで変わります。
最高値ナビなら、複数の買取店の価格をまとめて比較できます。各カテゴリの買取価格一覧はこちら
関連記事:ゲーミングPCの買取 / Windowsの初期化 / 査定額の決まり方
公開日 2026.10.20 / 更新日 2026.10.22
※本記事は買取に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。買取価格は2026年10月22日時点の最高値ナビの掲載価格で、日々変わります。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)では、液晶ディスプレイやプリンターなど持ち運びが容易でない家庭用の電気機械器具と、パソコン用のソフトなどプログラムを記録した物は、特定商取引法の訪問購入の規定(8日間のクーリング・オフなど)の対象外です(特定商取引法施行令 第34条)。一方、パソコン本体や、SSD・HDD・メモリなどのパーツは、消費者庁が示す対象外の具体例に含まれていないため、対象になると考えられます(消費者庁「特定商取引に関する法律施行令第34条で規定する物品の具体例」)。

