「10年前のPC、まだ売れる?」——古いパソコンの買取は、年数よりも「Windows 11に対応しているか」で分かれます。対応していれば値段がつく可能性があり、対応していなければ、買取の対象外にする店もあります。
そこでこの記事では、何年前の機種まで売れるかの目安、Windows 11に対応しない機種の扱い、20年以上前のレトロPC、売れないときの選択肢を中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- いちばんの目安は「Windows 11に対応しているか」です。
- 対応していない機種は、値段がつかないことがあります。
- 値段がつかなくても、下取りやリサイクルという選択肢があります。
1. 古いパソコンの買取は「Windows 11」が分かれ目
まず、年数がたったPCの査定で大きいのは、Windows 11に対応しているかです。というのは、Windows 11には、対応したCPUやTPM 2.0などの要件があるからです(Microsoft「Windows 11 のシステム要件」)。
また、Microsoftは、要件を満たさないPCにWindows 11を入れることを勧めていません。実際に、こうしたPCはサポートを受けられず、セキュリティ更新を含む更新を受け取れる保証もありません(Microsoft「最小システム要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールする」)。
そのため、要件を満たさない機種は、値段がつかないことがあります。たとえば、IntelのCPUなら第7世代以前の機種を、買取の対象外にしている店もあります。
2. 何年前まで売れる?年式の目安
次に、年式の目安です。Windows 11に対応するIntelのCPUは第8世代以降が中心で、第8世代は2017年の後半に登場しました。そのため、それより前の機種は、対応しないものが多くなります。
| 発売の時期(目安) | 査定での見られ方(店によって違う) |
|---|---|
| ここ数年の機種 | Windows 11に対応し、スペックしだいで値段がつくことがある |
| 2018〜2020年ごろ | 対応する機種もあるが、スペックと状態で差が出る |
| 2017年ごろより前 | 要件を満たさない機種があり、値段がつかないこともある |
| 20年以上前(レトロPC) | 実用品としてではなく、古い機種として値段がつくことも |
ただし、これはあくまで目安です。たとえば、同じ年式でも、CPUのグレードやメモリ、状態で査定は変わります。なお、買ったときのOSがWindows 8以前の機種は、ごく低い一律の額にする店もあります。
3. 年数がたったPCを少しでも高く売るには
さらに、売ると決めたら、次の点を押さえましょう。
- スペックを正しく伝える:型番とCPU、メモリ、ストレージを控える(ノートパソコンの買取)
- 付属品をそろえる:ACアダプターや電源ケーブルを探す
- データを消して初期化する:手順はパソコンを売る前にやることで解説しています
- 使わなくなったら見積もりを取る:年数がたつと値段が下がることがあるため、使わないと決めたら見積もりを取る
また、Windows 10のPCの扱いはWindows10のパソコンは売れる?、準備のコツはパソコンを高く売るコツで解説しています。
4. 20年以上前のレトロPCは別の世界
一方で、20年以上前のPCは、実用品としてではなく、古い機種として値段がつくことがあります。たとえば、国産のPC-9801シリーズやX68000、初期のMacなどです。
とくに、こうした機種は、動くかどうかや付属品、箱の有無で評価が変わります。したがって、レトロPCにくわしい店に相談するのが近道です。なお、フロッピーディスクなどに残ったデータにも気をつけましょう。
5. 売れないときの選択肢
そして、値段がつかない場合も、手放す方法はあります。
- 下取り:新しいPCを買う店で、古い機種を一律の額で下取りする場合がある(パソコンの下取りと買取はどっちが得?)
- メーカーの回収:PCリサイクルマークが付いたPCは、無料で回収してもらえる
- 小型家電リサイクル:自治体などの回収に出す
くわしくはパソコンの処分方法で解説しています。もちろん、どの方法でも、データは消してから出しましょう。
6. 年数がたったPCの売却に関するよくある質問
10年前のPCでも売れますか。
Windows 11に対応していれば、値段がつく可能性があります。対応していない場合は、対象外にする店もあるため、下取りやリサイクルも考えましょう。
Windows 11に対応しているか、どう調べればいいですか。
Windowsの「PC 正常性チェック」アプリで確かめられます(Microsoft「PC 正常性チェック アプリの使用方法」)。
XPや7のPCはどうすればいいですか。
実用品としての値段は、つかないことがあります。ただし、機種によってはレトロPCとして値段がつくこともあるため、くわしい店に相談してみましょう。
まとめ:古いパソコンの買取は「Windows 11への対応」で考える
まず、Windows 11に対応しているかを確かめましょう。次に、対応していればスペックと状態で査定され、対応していなければ下取りやリサイクルも選択肢になります。このように、古いパソコンの買取は、年数よりもWindows 11への対応で考えるのが近道です。
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公開日 2026.10.17 / 更新日 2026.10.17
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