「新しいPCに買い替えるなら、古いPCは下取り?それとも買取?」——パソコンの下取りは、新しいPCの購入代金から値引きを受ける仕組みです。一方の買取は、PCを売って代金を受け取る仕組みで、購入とは切り離されています。
そこでこの記事では、パソコンの下取りと買取の違い、メーカーと家電量販店の下取りの特徴、損しない選び方を中立の立場でまとめました。
この記事のポイント
- 下取りは手間が少なく、買取は店どうしで価格を比べやすいのが強みです。
- 下取りは、新しいPCの購入が条件になることがあります。
- 先に両方の額を確かめてから、高いほうを選びましょう。
1. パソコンの下取りと買取の違い
まず、下取りと買取の基本的な違いを押さえましょう。
| 比べる点 | 下取り | 買取 |
|---|---|---|
| 受け取るもの | 新しいPCの値引き(ギフトカードの場合も) | 現金や振り込み |
| 条件 | 新しいPCの購入が前提のことがある | 購入は不要 |
| 手間 | 買い替えと一度に済ませられる | 別に申し込みが必要 |
| 価格 | 一律の額や、条件つきの額のことがある | 店ごとに差が出ることがある |
このように、下取りは手軽さ、買取は価格の比べやすさに強みがあります。したがって、どちらが得かは「何を優先するか」で変わります。
2. メーカーの下取り(MacならApple Trade In)
次に、メーカーの下取りです。たとえばAppleの「Apple Trade In」では、今のMacなどを下取りに出すと、新しいデバイスの購入代金から下取り額の分が割引されます。また、下取り額をApple Gift Cardで受け取ることもできます(Apple「Apple Trade In」)。
ただし、オンラインで下取りに出す場合は、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に、下取りのデバイスがAppleのパートナー会社に届く必要があります。さらに、デバイスの状態が申告と違うと、下取り額が変わることがあります。
なお、下取り額がつかないApple製のデバイスも、無料でリサイクルしてもらえます。また、Macを売る前の準備はMacを売る前にやること、買取との比べ方はMacの買取で解説しています。
3. 家電量販店やPC専門店の下取り
さらに、家電量販店やPC専門店でも、下取りを受け付けている店があります。ただし、条件は店によって違います。
- 新品の購入が条件:その店で新しいPCを買う場合に限る店もある
- 台数の上限:1回の購入につき1台まで、などの決まりがある
- 一律の値引き:古い機種や動かない機種でも、決まった額を値引きする店もある
- 費用:回収の料金がかかる場合もある
なお、古くて買取では値段がつかないPCは、下取りのほうが得になる場合もあります。一方、新しく性能の高いPCは、買取のほうが高くなることがあります。
4. 結局どっちが得?判断の目安
では、どちらを選べばよいのでしょうか。
- 下取りが向く:手間をかけたくない、古くて値段がつかない、一律の値引きが買取の額より高い
- 買取が向く:新しい・性能の高いPC、現金で受け取りたい、買い替えの予定がない
とくに、性能の高いPCは、下取りの額だけで決めると損をすることがあります。したがって、まず両方の額を確かめましょう。
5. 損しないための順番
そこで、買い替えのときは次の順番がおすすめです。
- 下取りの額と条件(購入の条件・回収の費用)を確かめる
- 買取店の見積もりも取る(手取りで比べる)
- 高いほうを選び、データを消してから手放す
なお、下取りでも買取でも、データの消去は自分で行うのが基本です。手順はパソコンを売る前にやることで解説しています。
6. 下取りに関するよくある質問
他社のPCも下取りに出せますか。
受け付ける店もあります。ただし、メーカーや年式に条件をつける店もあるため、先に確かめましょう。
動かないPCでも下取りできますか。
古い機種や動かない機種でも、一律の額で下取りする店があります。値段がつかない場合は、パソコンの処分方法を参考にリサイクルに出しましょう。
下取りに出したあとで、キャンセルできますか。
条件はサービスによって違います。たとえばApple Trade Inでは、デバイスを発送したあとは、下取りをキャンセルできません。ただし、検査のあとに最初より低い下取り額が知らされた場合は、断ることができ、デバイスを返してもらえます。なお、一緒に送ったパッケージやアクセサリは、キャンセルになっても返却されないと案内しています。
まとめ:下取りと買取は「優先するもの」で選ぶ
まず、パソコンの下取りは手軽さ、買取は価格の比べやすさに強みがあります。そして、古くて値段がつかないPCは下取り、新しく性能の高いPCは買取が向いていることがあります。最後に、両方の額を確かめ、高いほうを選びましょう。
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公開日 2026.10.16 / 更新日 2026.10.16
※本記事は買取に関する一般的な情報を中立の立場で提供するものです。下取りの条件や額は、メーカー・店・時期により異なります。運営者情報・古物営業法に基づく表記はサイトフッターをご覧ください。
※出張買取(訪問購入)では、液晶ディスプレイやプリンターなど持ち運びが容易でない家庭用の電気機械器具と、パソコン用のソフトなどプログラムを記録した物は、特定商取引法の訪問購入の規定(8日間のクーリング・オフなど)の対象外です(特定商取引法施行令 第34条)。一方、パソコン本体や、SSD・HDD・メモリなどのパーツは、消費者庁が示す対象外の具体例に含まれていないため、対象になると考えられます(消費者庁「特定商取引に関する法律施行令第34条で規定する物品の具体例」)。

